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流量ラジエータ風速測定システムRF2000 (RR5000D/R5100D 変換器 赤外線センサタイプ)

RF2000 (RR5000D/RR5100D) カタログPDF

※記載事項は製品改良のため予告なく変更することがあります。

RF2000 はエンジンラジエータへの風速を計測するシステムです。プロペラセンサの回転周波数をプロペラセンサに取り付けてある赤外線センサで計測します。赤外線センサからの信号は電気ケーブルを介してラジエータ風速計用変換器へ伝えられ、風速に換算します。変換器は 1台で 16ch の風速を測定でき、風速・周波数表示、アナログ電圧出力、 RS-485 通信機能、CAN 通信機能を備えています。
RS-485 通信では変換器を4 台まで接続でき、最大 64ch 同時にデータ収集することができます。専用の測定ソフトTIC Wind-LV を使用することで測定間隔と回数を設定し、風速データ収集、風速の平均値算出ができます。パソコンから変換器の設定変更をすることもできます。
CAN 通信では、変換器を4 台まで接続でき、風速データを収集できます。
システム全体を車載すれば実走行テストをすることができます。

特 長

  • · 小型、軽量、薄型センサ

    厚さ10mmの薄型センサはラジエータとコンデンサの間に取り付けることが可能です

  • · 測定指向性

    空気通過方向と平行した軸を持つプロペラで流速を測定しますので、熱線式、圧力式などにみられる他方向からの流入空気の影響がほぼありません。ラジエータへの垂直成分を的確にとらえます

  • · 低圧損

    プロペラによる圧力損失はラジエータの圧力損失と比較すると非常に小さく、約0.1kPa(20m/s 測定時)

  • · 電気ケーブル接続

    プロペラセンサと変換器間は電気ケーブルで接続しているため、曲げやねじれ、低温に強く、ガラス光ファイバケーブルよりも扱いが容易です

  • · 多チャンネルの風速測定

    RR5000D/RR5100D は1台で16ch の測定が可能です

  • · RS-485 通信機能

    変換器を最大4 台:64ch 分のデータを同時に収集できます。パソコンから変換器の設定変更も可能です

  • · CAN 通信機能

    変換器を最大4台:64ch 分のデータを同時に収集できます。通信データはDBCファイルにより、風速値に変換します

システム構成

RF2000 system