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FAQ

Q18. 電磁流量計や超音波流量計で、4-20mA電流出力端子の結線方法に「内部電源供給・外部電源供給」の 区別がある場合はどちらに接続するのでしょうか?

通常は、”流量計から出力される4-20mA電流信号を直接受信計器に接続する”という使い方となりますので、「内部電源供給」(あるいは「内部電源使用」)の結線方法で接続してください。 一方、ディストリビュータなどを設置して2線式伝送器に接続していた4-20mA電流信号配線をそのまま使用する場合には、「外部電源供給」(あるいは「外部電源使用」)の結線方法で接続してください。

「内部電源供給」と「外部電源供給」結線方式の違いについては、以下をご参照ください。

「内部電源供給」結線方式
これは一般的な電流出力信号の結線方法で、4-20mA出力電流ループを形成するための電源を、流量計や各種センサ側に搭載された内部電源(直流電圧)から供給する方式です。 4-20mA入力形受信計器、または負荷抵抗を介して電圧入力形の受信計器(1-5V DC等)を接続するだけで信号が受信できます。
海外では、この出力形態を「Active」(アクティブ)と呼んでいます。




「外部電源供給」結線方式
これは4-20mA出力電流ループを形成するための電源を、外部(受信側)に設置された電源(直流電圧)から流量計や各種センサ側に供給する方式です。
ディストリビュータなどを設置して2線式伝送器を使用する場合はこれに該当します。
海外では、この出力形態を「Passive」(パッシブ)と呼んでいます。