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自動車エンジンでは冷却効率が性能の鍵です。ラジエータグリルから空気を取り入れ、この空気でラジエータを冷却します。従来このような風量の測定には熱線風速計が使用されていましたが、どんな方向の風も測ってしまう欠点がありました。 RF-1000では、流入空気ラジエータへの垂直成分を的確に捉える超軽量・小形プロペラセンサを採用することで問題点を克服しました。
RF-1000はプロペラセンサ[RS-1000]の回転周波数をオプティカルセンシング[RC-2000/3000]方式で測定し、ラジエータ風速計用変換器で風速に換算します。
変換器は風速・周波数表示、アナログ電圧出力、通信機能を備えており、RS232変換器[RU-1000]に風速変換器を複数台接続することで最大64チャネルまでの風速データをパソコンの風速データ収集システム[RW-1000]で収集できます。
システム全体を車載すれば実走行テストも可能です。
自動車ラジエータ、ラジエータグリルの試験やエンジンルーム熱害テスト、その他の装置の開発支援機器としてご好評をいただいております。